地方で簡単に若い労働者を雇えないので、外国人の労働者を雇う企業が増えてきています。それも簡単ではないので、都会から若いアルバイトを雇用する「リゾートバイト」が増えてきています。

リゾートバイトの交通費

リゾートバイトは、その名のとおり「リゾート地でアルバイトする」ことです。リゾート地でアルバイトすると、交通費、寮、食事を用意して貰えます。お金を使わずに旅行ができるということで、大学生からも人気になっています。

注目すべきなのは、リゾバが「短期であるほど交通費の賃金に対する割合が高くなる」という点です。つまり、リゾバは短期で行う方が企業が労働者に支払う総額のお金が高くなる(=労働者が大切にされる)ということです。1週間のリゾバで3万円の交通費を貰えば、1週間で6万円を賃金として受け取ったとすれば、その交通費の割合が賃金の半分にもなります。

このように企業側が交通費のコストをかけても人を雇いたい理由は、「現場で人が足りていないから、お金を出してもすぐに人を雇いたい」というものです。田舎では、アルバイトの求人を出しても誰も来ないので、派遣会社に頼るしかない現実があるのです。

会社に依存しない生き方

リゾートバイトを上手に使えば、会社に依存しない生き方の1つとして使うことができます。ただし、リゾートバイトと言えど、年齢が高くなると採用される可能性が減ってしまうことは仕方ないことかもしれません。