サンマルクの株主優待
株主優待カードで人気なのは、サンマルクの株主優待カードです。こちらは、株主優待カードを提示することで、20%の割引きが受けられるというものです。サンマルクは、どんどん出展して拡大路線だったのですが、2018年頃から業績が悪化して株価が下がり始めています。
サンマルクの優待は、20%割引であり、何度も通わないとと恩恵を得られないものです。そのために、株価が低迷したとしても、この株主優待は簡単に廃止されないものだと思われます。ただし、20%引きではなくて10%引きなどになる可能性はあるかもしれません。
10万円を割り込むような株価になれば、かなりお得感が高いものになるでしょう。メルカリで売られている相場は、2000円~2500円ぐらいです。10万円で利回り2.5%と考えると、そのぐらいが適正価格かなと思います。また、優待カードの売却価格も、個人株主の数が増えて、株価が下落しているのでジワジワ下がってきています。近い将来は、20%優待券が1500円ぐらいで取引きされるかもしれません。とにかく、株主優待それ自体もそれほど価値を持つものではなくなってきてしまったのです。
サンマルクの現在の株価は、ここ10年で最低水準1600円ほどになっているので、多くの株主は、かなりの損失を抱えていることになります。2021年5月に第三者割当増資などで約70億円調達するということで、株価下落を招いています。2009年の1145円を割り込むかどうかが焦点になります。私は割り込むと思ってます
近くにサンマルクの良いお店があって、頻繁に利用する人は、株主優待カードがかなりの威力を発揮するはずです。特に2人で訪問した場合、2000円食べると400円引きを享受できます。カフェ・サンマルクだけではなくて、鎌倉パスタ、神戸元町ドリアなどで使うことができます。。
私はサンマルクはほとんど行かないのですが、インターネット上では、従業員のアルバイトの質が低下していることを懸念する声があります。お店に社員が1人もいなくて、アルバイトだけでお店を回しているとインターネット上でアルバイトの人が書いています。お店が混雑しているのに従業員の数が足りていないこともあるということです。アルバイトに対する締め付けは厳しいようです。
サンマルクは、20%引きなら行く気持ちにもなりますけど、普通の価格なら高すぎて行けないです。消費税も10%に上げられて、庶民がカフェで大きな消費をできなくなっているんですよね。
ファミレスは、単価が高くなっていますが、ガスト&ジョナサンは、電源&Wifiを整備するなどして満足度を高めるように努力してきたんですね。そのようにファミレスが満足度を高める中で、サンマルクが「時代遅れ」になってきているのかもしれません。コンビニのカフェをイートインで飲めば、100円でカフェを楽しむことはできるので、高額のカフェに「それ以上の価値」を求めるようになってきるのです。
朝食の質が低い
サンマルクで提供している朝食は、サンマルクが得意とするパン&コーヒーですが、それは「きちんと朝食をとりたい」という需要に応えられていません。340円(+税)で確かに値段だけ見れば安いのですが、それで朝食を済ませられるとはとても思えません。きちんとした朝食を食べようと思えば、350円(税込み)ですき家の「まぜのっけ丼」の方が明らかに良い気がします。
コーヒーとパン1個で朝を乗り切ろうとする人はどれだけいるんでしょうね?もっとサラダを食べたい、ヨーグルトを食べたいと思う人が多いはずですよ。それが8割ぐらいの人の需要だと思います。
高級パフェを普段食べるのか?
ベーカリーレストランサンマルクは、2020年になって閉店が相次いでいます。フレッシュマンゴーパフェなどは、税込み1200円で販売されていて、凄く良い商品であることは町がないのですが、これを普通のお店で食べた満足度がどれだけか?ということえすね。少なくとも、サンマルクはトロピカルなイメージではないですね、需要を間違えているとしか思えません。
お金を使うならば、サンマルクではないのです。カフェに行くのは日常であり、多くの人は日常でお金を使いたいと思っていないのです。日常ではなくて、非日常の体験にこそお金を使いたいと思っているのです。
コメントを残す