個人投資家が機関投資家に勝つためには、長期保有して配当を受け取り続けるか、株主優待などで利回りを上げていくのが良いでしょう。

イオンの株主優待カード

個人の株主優待で大人気なのが「イオンラウンジ」です。イオンの個人株主を優遇する姿勢が雑誌などで大々的に取り上げられるようになると、イオン株を購入する個人が急増しました。イオン株主は、株数に応じて数%のキャッシュバックがあったり、全国のイオンにある「イオンラウンジ」が使えてしまうのです。

イオンが個人株主のために用意した無料で使える休憩所「イオンラウンジ」は、個人株主がどんどん増えて人気になったので、行列ができるようにまでなりました。田舎の地方都市なら株主がそれほど多くないからいいのですが、個人株主が多い都会になると、週末になると「イオンラウンジに行列」です。

イオンのラウンジを利用するためには、イオンの株を100株保有(イオンオーナーズ)しているか、イオン北海道の株を500株保有(株主様カード)しているか、イオン九州の株を100株保有(お客様株主カード)している必要があり、現在の株価だと20~50万円ほどの資金が必要になります。以前から株主になっていた人は、割安にイオン株主になれています。または、イオンで100万円以上の買い物した人がゴールドカードで入ることもできます。

イオンラウンジ(イオンラウンジ一覧)は、存在する地域が限られているので、特にイオンラウンジに居住している人は、イオン株主になるとその特典をフル活用できるようになります。近所にイオンラウンジがある場合には、毎日のようにイオンラウンジに行くこともできます。岩手・盛岡には何と2ヶ所もイオンラウンジがあるので、盛岡市民ならイオン株主になる効果はかなり高そうです。逆に神奈川などには、人口の割りに5ヶ所しかありませんので、イオンラウンジにいけない人も多そうです。