国内旅行でシェアカーを上手に利用する方法を紹介します。先ず、日本で代表的なシェアカーは、タイムズカーであり、最初にシェアカーと言えば、ほぼタイムズカーの選択になります。その他、大都市圏で強い「カレコ シェアカー」と「オリックスシェアカー」があります。

旅行の時に上手に使う

シェアカーは、遠方に旅行する時に特に大活躍します。電車で移動するだけでは不便な地域には、電車+シェアカーで移動することができます。従来のレンタカーより気軽で安く移動手段を確保することができるので、上手に利用すれば大変に便利です。車を保有しているけど、週末に遠出することが多い人にとっても上手に利用すれば優れたサービスです。

2010年頃から毎年10%の伸び率を記録しており、車を持たない人たちも車を乗れるということが受けて、200万人以上が利用するようになってきています。日本は、世界を代表する「カーシェア社会」と言えるまでになっています。

タイムズカーの特徴

タイムズカーは、日本全国のどこにでもあり、かなり便利に利用することができます。タイムズカーの会員は140万人を超えていて、全国4分の3のシェアカー26000台以上を保有、日本のシェアカー=タイムズカーと言っても過言ではない状況になっています。それだけ日本全国に拠点があるので、国内旅行先で手軽に利用するのに大変に便利なサービスとなっています。レンタカー大手のニッポンレンタカー800ヶ所の営業所に比べると、1.3万ヶ所以上の拠点を持つタイムズカーは、どこでも車を借りれる魅力があります。

箱根の観光に行く時、箱根ロマンスカーで現地までアクセスして、「小田原駅」、もしくは「タイムズ強羅駅前」でタイムズカーをレンタルすることで、箱根でかなり自由度が高い観光をすることができます。これは、国内に多数の拠点を持っているタイムズカーしかできないです。

24時間以下の予約であれば、早く返却した時にも「利用時間分の料金しか取られない」というメリットがあります。24時間以上の予約は、2時間のミニマムチャージがかかります。長時間のレンタルを行う場合には、最初から23時間の予約をしておくのが良いでしょう。

カレコシェアカー

首都圏に住んでいる場合には、首都圏にシェアカーを集中させているカレコシェアカーが便利になります。日常で短時間の利用を想定しているので、日常的に1時間~3時間ぐらい車を利用したい人にとって良い選択肢になっていきます。

最初に予約した時間が6時間以内であれば、早く返却した時にも「利用時間分の料金しか取られない」というメリットがあります。つまり、短時間の利用は、必ず6時間の予約が出来るということになるので便利です。

オリックスシェアカー

全国展開しているので、出張の時なども便利に利用することができます。特徴としては、レンタカーに類するサービスとして考えられている点で、「長時間の利用が安い」ことをメリットとして宣伝しています。つまり、オリックスシェアカーは、レンタカーよりはいくぶん手軽にレンタカーできるという位置づけになります。

注意したいのは、最初にレンタルした時間分の料金が最初からかかってしまうという点です。この点、タイムズ、カレコシェアカーのように「自由に時間を調整して、自分の返したい時に返す」ということができません。返却時間を超過すると罰金がかかるので、最初から多めに時間を設定する必要があり、6時間、12時間など長時間のレンタルを基本として考えていた方が良いサービスになります。

カーシェアの注意点

カーシェアでは、基本的な保険は全て付いていて、自損事故についても1回目のみ保険が適用されます。しかし、タイムズカー、カレコともに2回目以降の事故についての保証はないので、1度事故を起こしてしまうと2回目から実費負担になってしまいます。1回事故を起こしたら、脱会した方が良くなるかもしれません。