リゾートバイトでアルバイトが募集されるホテル業界は、ブラック企業が多い業種であるとされていて、ブラック労働が横行しています。リゾートアルバイトは、「人材の使い捨て」が横行しており、「二度と来たくない」と言わせるような「とんでもない働き方」をさせたりします。
数多くのリゾートバイトに行っていれば、「ブラック労働」の環境を見抜くことができるようになります。先ずは、週末リゾバなど短期で様々なリゾートバイトに行って、派遣会社、リゾバ企業の傾向を掴むことが大切になるでしょう。
無知な人は搾取され続ける
何事においても、労働者で無知であることは、搾取され続けることを意味しています。搾取されないためには、それなりの知識を身につけるために努力することです。リゾートバイトでも、自分の身を自分で守るような労働を行うようにすることが大切になります。
この世の中で自分を守るために必要になるのは、適切な情報です。適切な情報を提供してくれるのは、情報を提供してくれる人材であり、自分がリゾバに行った時にきちんと友達を増やしておくことで、後からリゾバ情報をきちんと共有することができるようになります。
長期の契約を避けることが重要
リゾートバイトで特に重要なのは、長期の契約を避けることです。短期の契約であれば、失敗しても少し我慢すれば、任期満了で終了になります。そして、「失敗したから二度とこない」という選択をすることができます。しかし、長期の契約をしてしまうと、途中で辞めることが極めて難しいので、悲惨な状況になりかねません。下手をすると、体調を壊すようなことになりかねません。
リゾートバイトは、短期間の契約で行うことが前提となっている働き方です。つまり、副業としてやるような働き方であり、とても本業として働くようなものではありません。基本的には、週末~1週間が基本であり、長期であったとしても、夏休み、冬休みだけというのが基本になります。
短期リゾバで経験・知識を身につける
短期のリゾバを使って、経験・知識を身につけることができるようになります。とにかく「週末リゾバ」と呼ばれるリゾバに数多く参加することによって、知識・経験を増やすことができるようになります。自分の労働者としての知識・経験は、自分を守るために重要になります。
短期のリゾバをきちんとこなすことにより、中期・長期のリゾバではずれを引きづらくなります。リゾバが初めての場合には、短期リゾバを選択して、仲間と情報交換できるようなスタイルを確立しておくことが大切になります。
直接雇用を避けることが重要
リゾートバイトにおける「直接雇用」は、あまりにリスクが高くて危険すぎる雇用体系になります。派遣会社から派遣という形態をとっていれば、派遣会社が「自分とこの社員だから」ということで、労働基準をきちんと守るように努力してくれます。しかし、直接雇用であれば、労働基準などが守られなかった場合も雇用主と直接的に交渉を強いられることになってしまいます。
リゾートバイトにおける雇用体系としては、、「派遣会社を通した方が安全」です。派遣会社は、人材から搾取するだけではなくて、人材を守る側面も持っています。企業で労働する間は、派遣会社の社員として扱われた方が労働者にとって都合が良いことが多いのです。
シフトの時間を確認する
シフトの時間が、朝8:00~夜17:00のように「規則正しい勤務」になっている場合には、ホワイト勤務ができる可能性が高くなります。シフトの時間が規則正しい=ホワイト勤務の可能性が極めて高く、働きやすくなるという特徴があります。
食事が1日3食付いていたり、弁当ではないという所もきちんと確認しておくのが良いでしょう。シフトの時間が規則正しくて、3食付いているというだけで、「普通に暮らせる環境が提供されている可能性が高い」と言えるからです。
寮の生活環境もとても重要で、短期であったとしても、快適な寮が提供されていることは「リピートしたい」という気分にさせます。リゾートバイトの受け入れ企業によっては、ホテルの部屋を個室として提供してくれたりする場合もあります。
(1)シフトの時間が規則正しい
(2)1日3食あり弁当ではない
(3)寮の部屋の環境がいい
(4)派遣である(直接雇用ではない)
寮の環境が健全である
寮の環境が破壊的に汚い寮であって、トイレ・風呂が全く清掃されていないということも良くあります。某企業のリゾートバイトでは、お風呂が全く清掃されておらず、ゴミが散乱したような状況で全く清掃されていませんでした。寮に管理人さんが常駐しておらず、総務の人が寮を管理している場合には、全く清掃がされていない汚い設備になっている可能性があります。
寮の環境については、「寮が汚い」というだけの問題ではありません。個室と言いながら1部屋を2つに分けただけで、激狭の部屋が割り振られて長期の生活に苦痛を伴う場合もあります。
ゴミ同然の食事を提供する
食事付きだからと言って、とても食べられないようなゴミのような食事を提供するホテルもあります。弁当を提供しているようなホテルは、最初から避けるべきホテルと言えるでしょう。
寝る時間を十分に与えない企業
労働者に対して寝る時間を与えないのは、企業が労働者に対する虐待を行っているのと同じ行為です。夜遅くまで労働させておいて、朝早くの出勤を指定して、十分に睡眠時間を与えないホテルは、法律違反を犯しているホテルと言えるでしょう。
労働時間が不規則であり、かつ睡眠時間がきちんと与えられないということは、自分の健康状態がどんどん悪化していくことに繋がります。特に中抜け勤務などは、規則正しい生活ができないので、体調を崩す原因になります。
顧客だけが一流化している
高級ホテルになるほど、高い金を支払っている客の態度は、優しくて一流を思わせる態度です。そして、従業員が大学生のアルバイトなどが行うようになってきてるので、接客態度がたどたどしいのは当然で、3流を思わせるような接客態度になります。高いお金を支払っている顧客に対して、接客する側のスキルが伴っていないのです。
大学生のアルバイトが一流サービスを提供できるはずもなく、大学生のアルバイトが大量採用される時には、ホテルの接客サービスが劣化すると思っても良いでしょう。その現実を知ることができるのも、リゾートバイトの面白さと言えるのかもしれません。
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