時間をどこに使うかということ、お金をどこに使うかという事は、自分の人生を決めていくことでもあります。
1日8時間労働の自由時間
1日8時間労働をした場合には、平日の自由時間というのは、本当に限られた時間になってしまいます。1日8時間労働が定着している背景には、8時間の労働、8時間の自由時間、8時間の睡眠時間という考え方があるからです。実際には、8時間の労働で1時間の休憩を取ると9時間になり、さらに通勤時間1時間を取ると10時間になるので、労働時間は10時間になります。
お金と住宅の関係性
多くの企業では、住宅補助のような福利厚生を削減しています。住宅の費用を自分の労働力から出していたのでは、いくらお金があっても余裕をもつことができません。
他の人の時間の奪い方
人類の富は、通貨から時間の奪い合いに移行しつつあります。誰もが生きている時間というものが有限であるので、そこに価値が生じるのです。
つまらない仕事をする人
多くの人は、本当に面白くない仕事を「お金を稼ぐため」に行ったりします。つまらない仕事の多くは、本当に単純作業なので、それはロボット機械化で代替できるものになってしまいます。その仕事は、なくならないかもしれませんが、賃金はどんどん低下していきます。
レジを打つ販売員の仕事は、機械化できるものなので、販売員の給料は安く設定されています。それでも販売員が存在する理由は、単純に機械化するよりも安いからという理由です。そのような仕事は、時代が流れると、さらに時給が下がるプレッシャーにさらされることになります。
グローバル化とは何か
グローバル化とは、つまらない仕事では、生活に耐えうる賃金を得られなくなることを意味しているのです。かつての昭和の日本のように単純作業を普通にやっていれば、年収500万円という時代ではないのです。
自分なりの競争力の身に着け方
自分なりに競争力を身に着けるためには、「とにかく自分の経験を増やすこと」につきます。ただ単に単純作業をこなしているだけでは、自分の世界が広がらないばかりではなくて、自分の競争力が全くない人間になってしまうのです。自分で努力して経験値をあげないと、誰かのレールに乗っているだけだとどんどん貧しくなってしまうのです。
自分の足で情報を集める
自分の足で動き回って、情報を集める事が大事です。インターネットで情報検索して情報を集めるのではなくて、実際に自分が動き回って情報を集めないと、自分で考えられるようにはなりません。
全ての雇用は短期化する
自分の自由な生活を考えるのであれば、多くの人は、長期の安定した雇用を選ばなくなるでしょう。
サービスの高級化
雇用を維持していくためには、サービスを高級化することで、そのサービス価格を維持していく必要があります。例えば、お客様に対する接客の態度を改善したり、設備を新しいものにしたりする必要があります。
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