社会人サークルでは、学生サークルよりも「大人のサークル活動」が求められます。皆さん、忙しい中で参加してくるので、遅刻、迷惑行為などが禁止されるわけです。
イベントの日程固定
イベントの日程を固定することは、主催者に無理が生じる可能性があります。主催者はキャンセルできないからです。かなり先の日程を決めると言うのは簡単ですが、自分の先の日程を固定しなければいけなくなるからです。
サークルのメンバーの中には、前日になって「明日、参加してもいいですか?」と聞いてくる人もいます。
社会人サークルは続かない
社会人サークルが続かない理由は、リーダーが忙しい中で、イベントの開催が難しいからです。サークルは、仕事ではないので、サークル活動にかけられる時間は、どうしても限られたものになってしまいます。
サービスの提供はない
社会人サークルは、何かのサービスを提供する団体ではありません。他の場所で有料で行われている「有料のイベント」とサークルを明確に区別するために、入部の基準などを明確化しておかないと、単なる無料の奉仕団体になってしまいます。
何かのサービスを無料で受けようと思って集まる人たちは、自分たちから進んで何もしません。サークル主催者だけが「無料でイベント開催」に疲弊することになります。
登山サークルの実態
ほとんどサークルでは、LINEに登録だけしている「多くの幽霊部員」がいて、既読スルーになっています。多くの人は、サークルに参加どころか、反応すらしません。「誰が参加するか分からない」企画に参加するのがメンドクサイと思う人が多く、日帰り登山に少数のメンバーが参加することが多いです。
ボランティア要素が強い社会人サークルでは、できることに限界があることをあらかじめ理解しておく必要があります。活動を継続するだけでも難しいということです。
面白くない人に友達はできない
いくらサークル活動を頑張ったところで、「つまらない人」に友達ができることはありません。人間としての魅力がない人と付き合いを深めたい人はすくないからです。
自分から声をかけたり、相手と友達になりたいと思って積極的に動かない人には、友達などできるはずもありません。
一緒に登山する人を見つける団体
結局のところは、社会人サークルは、「登山が好きな人が一緒に行く人を見つける団体」として機能するのがしっくりきます。
自分自身の取り分を確保する
自分の優越感を得るとか、自己承認欲求が満たせるというだけでは、継続したサークル運営にすることができません。団体の運営は、1人で行うことはできず、多くの人の協力を必要とするからです。
大人になったら、相手のメリットを考えながらも、自分自身のメリットを考えるような手法を取っていく必要があります。そうすることで、自分自身に対しても、相手にもメリットがあるようにして、Win-Winの関係になることができます。
自分自身が相手に対して得をさせて、自分自身も得をするという考え方です。そうすれば、お互いに人生を良い方向に向かわせていくことができます。
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